「コンサルって忙しいのに、いつ英語を勉強しているんですか?」
そんなことを聞かれることがあります。
確かに、コンサルティング業界は決して楽な仕事ではありません。
管理職としてチームをマネジメントしながら、自分自身もプレイヤーとして成果を求められる。
プロジェクトによっては帰宅が22時や23時になる日もありますし、出張が続くこともあります。
さらに、家に帰れば父親としての役割があります。
子どもの少年サッカーの指導や審判活動もあり、休日も意外と忙しく過ぎていきます。
そんな生活の中で、なぜ英語の勉強を続けているのか。
そして、どうやって両立しているのか。
今回は、私自身の考えを書いてみたいと思います。
「時間がない」は本当。でも半分は言い訳でもある
以前の私は、
「忙しいから勉強できない」
と思っていました。
実際、仕事も家庭もあり、自由な時間は限られています。
だから、「時間がない」というのは決して嘘ではありません。
ただ一方で、
- なんとなくスマホを見る時間
- YouTubeを眺める時間
- SNSを見ている時間
を振り返ると、意外と30分や1時間くらいはあることに気づきました。
もちろん、気合いや根性だけで何とかなるとは思っていません。
ただ、
「時間がない」
のではなく、
「限られた時間をどこに使うか」
という問題でもあると思っています。
コンサルの仕事で身についた「優先順位」の考え方
コンサルタントとして仕事をしていると、
「重要なことに集中する」
という考え方が身につきます。
仕事では、
重要度と緊急度を考えながら、
本当に価値のあることに時間を使います。
英語学習も同じでした。
私が時間を使ったのは、
- 公式問題集
- 金のフレーズ
- 弱点克服のための問題集
といった、効果の高いものです。
逆に、
- SNSで勉強法を調べ続ける
- 新しい参考書を次々買う
- 英語学習アプリを何種類も試す
といったことには、ほとんど時間を使いませんでした。
限られた時間しかない社会人だからこそ、
「何をやるか」
以上に、
「何をやらないか」
を決めることが大事だと思っています。
完璧主義をやめたことで続けられるようになった
若い頃の私は、
「毎日2時間勉強する」
「一日も休まない」
という理想を掲げていました。
しかし、仕事や家庭との両立を考えると、それは現実的ではありませんでした。
今日は残業。
明日は出張。
休日は子どものサッカー。
そんな生活の中で、
「今日も2時間できなかった」
と自己嫌悪になる。
これでは長続きしません。
今は考え方を変えました。
15分でもいい。
単語帳を開くだけでもいい。
ゼロの日を作らない。
100点を目指すより、60点を積み重ねる。
その方が結果的に長く続けられることを学びました。
一年頑張るより、二か月だけ本気を出す
英語学習の記事を見ると、
「毎日3時間を一年間続けましょう」
というものも少なくありません。
もちろん、それができる人もいると思います。
しかし、仕事も家庭もある社会人にとって、一年中アクセル全開で走り続けるのは簡単ではありません。
私自身、
TOEIC850点を取得する直前の数か月は、
朝5時半に起きて勉強し、
夜11時からさらに勉強する生活を続けました。
ただ、それを一年間続ける自信はありません。
だから私は、
必要な時だけギアを上げる。
短期集中を繰り返す。
そんなスタイルを選びました。
英語だけの人生にはしたくない。
仕事も、家族も、趣味も大切にしたい。
そう考えると、このやり方が自分には合っていました。
英語学習も結局は「課題解決」
仕事では、
課題を整理し、
原因を分析し、
解決策を考え、
実行し、
改善する。
そんなことを毎日繰り返しています。
そして、英語学習も全く同じでした。
例えば、
課題
TOEIC730点から伸びない。
↓
原因
Part7が最後まで終わらない。
↓
対策
長文問題を重点的に解く。
↓
検証
次回の試験で確認する。
あるいは、
課題
リスニングが苦手。
↓
原因
音が聞き取れていない。
↓
対策
シャドーイングを増やす。
↓
検証
次回の試験で効果を見る。
こうしたPDCAを回すことは、コンサルティングの仕事そのものです。
英語学習は才能ではなく、プロジェクト管理なのかもしれません。
なぜそんなに忙しいのに英語を勉強するのか
もちろん、
社内でのプロモーションやグローバル案件への挑戦という理由もあります。
しかし、それ以上に大きいのは、
父親としての自分のあり方です。
子どもには、
「頑張りなさい」
「勉強しなさい」
と言うことがあります。
でも、自分自身が何も努力していなかったら、その言葉には説得力がありません。
口だけの父親にはなりたくない。
そう思っています。
だからこそ、
まずは自分が挑戦する。
努力する姿を見せる。
その背中を見て、
「大人になっても人は成長できるんだ」
と感じてもらえたら、それだけで十分です。
努力は報われることを、数字で伝えたい
学生時代の私は英語が苦手でした。
TOEICは300点台。
決して人に自慢できるような点数ではありません。
そこから、
仕事と家庭を両立しながら勉強を続け、
850点を超えることができました。
特別な才能があったわけではありません。
ただ、少しずつ積み重ねてきただけです。
だからこそ、
「努力は意味がある」
ということを、
精神論ではなく、
300点から850点という具体的な数字で子どもに伝えることができる。
これは親として大きな財産だと思っています。
「頑張れ」と言うより、一緒に頑張る父親でありたい
子どもがサッカーを頑張る。
子どもが勉強を頑張る。
その時、
「もっと頑張れ」
と言うだけではなく、
自分も仕事や英語に向き合っている。
そんな父親でありたいと思っています。
努力すること。
挑戦すること。
失敗してもまた立ち上がること。
そういう姿を見せることが、
親としてできる一つの教育なのかもしれません。
忙しいからこそ、成長を止めたくない
30代後半になり、
管理職としての責任も増えました。
家庭もあります。
自由な時間は若い頃より確実に少なくなりました。
それでも、
忙しいことを理由に成長を止めてしまったら、
人生は少しずつつまらなくなってしまう。
そう思っています。
だから今日も、
朝少し早く起きる。
夜、家族が寝静まった後に単語帳を開く。
その積み重ねが、
仕事や英語力だけではなく、
父親としての自分自身を作っているような気がしています。
そしてこれからも、
「頑張れ」と言うだけではなく、
一緒に頑張る父親でありたいと思っています。

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