報告会議やプレゼンで、グラフや表を英語で説明する場面は少なくありません。数字そのものは読めても、「急増した」「横ばいだった」「〜の約3割を占める」といった表現がとっさに出てこない、という人は多いはずです。
この記事では、グラフや数字を英語で説明するときによく使うフレーズを、増加・減少・割合・比較の順にまとめます。
この記事の結論
- グラフ説明は「何のグラフか → 全体の傾向 → 注目ポイント」の順に話すと伝わりやすい。
- 増減は動詞(increase / decrease)+程度を表す副詞(sharply / slightly)の組み合わせで表現できる。
- 数字を言うときは、結論(だから何なのか)までセットで伝える。
目次
グラフ説明の基本の流れ
| 順番 | 内容 | フレーズ例 |
|---|---|---|
| ① | 何のグラフか | This chart shows our monthly sales over the past year. |
| ② | 全体の傾向 | Overall, sales have been increasing. |
| ③ | 注目ポイント | The key point is the sharp rise in March. |
| ④ | 意味・結論 | This suggests that the campaign was effective. |
いきなり細かい数字から入ると、聞き手はどこを見ればいいか分かりません。まず「何のグラフか」と「全体の傾向」を伝えるのがコツです。
増加を表す
- Sales increased by 10%.(売上が10%増えた)
- Sales rose from 1 million to 1.5 million.(100万から150万に増えた)
- There was a sharp increase in March.(3月に急増した)
- Sales have grown steadily.(着実に伸びている)
「by」は増えた幅、「from A to B」は増える前と後の数字を表します。この使い分けは、数字の説明で特によく使います。
減少を表す
- Costs decreased by 5%.(コストが5%減った)
- The number of customers dropped significantly.(顧客数が大きく減った)
- There was a slight decline in Q2.(第2四半期にわずかに減少した)
横ばい・変動を表す
- Sales remained stable.(売上は横ばいだった)
- The figures leveled off in the second half.(後半は伸びが止まった)
- Sales fluctuated throughout the year.(年間を通して上下した)
程度を表す言葉
| 程度 | 副詞 | 例 |
|---|---|---|
| 大きく・急に | sharply / significantly / dramatically | rose sharply |
| 少し | slightly / marginally | fell slightly |
| 着実に | steadily / gradually | grew steadily |
割合・シェアを表す
- Product A accounts for about 30% of total sales.(製品Aが売上全体の約3割を占める)
- More than half of our customers are in their 30s.(顧客の半数以上が30代)
- The share of online sales doubled.(オンライン売上の割合が2倍になった)
比較を表す
- Sales were 20% higher than last year.(売上は前年より20%高かった)
- Compared to Q1, profits were lower.(第1四半期と比べて利益は低かった)
- This is the highest level in five years.(過去5年で最も高い水準です)
数字の後に「だから何か」を言う
コンサルの資料づくりでよく言われるのが、「数字を見せるだけでは意味がない、示唆(So what?)を言え」ということです。英語でも同じで、数字を説明したら最後に意味を添えると、説明がぐっと締まります。
- This suggests that …(これは〜を示しています)
- This means we need to …(つまり〜する必要があります)
- Based on this, we recommend …(これを踏まえ、〜を提案します)
よくある質問
Q. 「increase by」と「increase to」の違いは?
「by」は増えた幅(10%増えた)、「to」は増えた後の数字(150万になった)を表します。
Q. 「約」はどう言えばいいですか?
「about」「around」「approximately」が使えます。会議では「about」や「around」が自然です。
Q. 大きな数字の読み方に自信がありません。
英語は3桁ごとに単位が変わります(thousand / million / billion)。資料に数字を書いておき、指し示しながら話すと聞き間違いも防げます。
まとめ
グラフや数字を英語で説明するときは、「何のグラフか → 全体の傾向 → 注目ポイント → 意味」の順に話すのが基本です。増減を表す動詞と程度を表す副詞を組み合わせれば、たいていの説明はできます。最後に「So what?」を一言添えて、説明を締めくくりましょう。

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