英語の会議で一番困るのは、「今なんて言った?」という瞬間です。分からないまま「OK」と言ってしまい、後で認識がずれていた――というのは、英語の会議でよくある失敗です。
実は、聞き返すこと自体は失礼ではありません。ネイティブ同士の会議でも確認はよく行われます。大事なのは「どう聞き返すか」です。この記事では、場面別に使える聞き返し・確認のフレーズをまとめます。
この記事の結論
- 聞き取れなかったら、その場で聞き返すほうが失礼にならない。あとで認識がずれるほうが問題になる。
- 「Sorry?」だけでなく、どこが分からなかったかを伝えると、相手も言い直しやすい。
- 数字・日付・固有名詞は、自分の言葉で言い直して確認するのが一番確実。
聞き返すのは失礼ではない
日本語の感覚だと「何度も聞き返すのは申し訳ない」と思いがちです。しかし英語の会議では、分からないまま進めて後で手戻りが起きるほうが、相手にとっての迷惑は大きくなります。
外資の会議でも、議論の途中で「Just to clarify…」と確認が入るのはごく普通の光景です。聞き返すことは、話をきちんと理解しようとしている姿勢として受け取られます。
もう一度言ってほしいとき
| 場面 | フレーズ | ニュアンス |
|---|---|---|
| 少し聞き逃した | Sorry, could you say that again? | 一番使いやすい基本形 |
| 丁寧に頼みたい | I’m sorry, would you mind repeating that? | 目上の人・社外にも使える |
| 速くて追いつけない | Could you speak a little more slowly, please? | 速さが原因だと伝える |
| 音声が悪い(オンライン) | Sorry, you broke up a little. Could you repeat the last part? | 回線のせいにできるので気まずくない |
| 最後だけ聞き逃した | Sorry, I missed the last part. | 全部ではなく一部だと伝える |
ポイントは、どこを聞き逃したかを具体的に言うことです。「the last part」「the second point」のように範囲を伝えると、相手は全部を言い直さずに済みます。
意味を確認したいとき
聞き取れてはいるけれど、意味や意図に自信がないときのフレーズです。
- Just to clarify, do you mean …?(念のため確認ですが、〜という意味ですか?)
- So, if I understand correctly, …(私の理解が正しければ、〜ということですね)
- Could you give me an example?(例を挙げてもらえますか?)
- What do you mean by “…”?(「〜」とはどういう意味ですか?)
特に便利なのが「If I understand correctly」です。自分の理解を言葉にして相手に確かめるので、ずれがあればその場で直してもらえます。
数字・日付・固有名詞を確認したいとき
数字や日付の聞き間違いは、後で大きな問題になります。ここは遠慮せず、必ず確認しましょう。
- Was that fifteen or fifty?(15ですか、50ですか?)
- Sorry, could you spell that for me?(つづりを教えてもらえますか?)
- So the deadline is Friday the 20th, correct?(締め切りは20日の金曜日で合っていますか?)
英語の「-teen」と「-ty」は聞き間違えやすい代表例です。数字は自分で言い直して確認するのが一番確実です。
会議の最後にまとめて確認する
会議の途中で何度も止めにくいときは、最後にまとめて確認する方法もあります。
- Before we wrap up, can I just confirm the next steps?(終わる前に、次の作業を確認させてください)
- Let me summarize what we agreed on.(決まったことをまとめさせてください)
自分がまとめ役を買って出ると、聞き逃した部分も自然に確認できます。
避けたい聞き返し方
- 「What?」だけ:ぶっきらぼうに聞こえやすい
- 分かったふりの「OK」「Yes」:後で認識のずれが発覚する
- 何度も同じ「Pardon?」:どこが分からないのか相手に伝わらない
よくある質問
Q. 「Pardon?」は使ってもいいですか?
使えますが、少しかしこまった印象です。ビジネスの会議では「Sorry, could you say that again?」のほうが自然に使えます。
Q. 何度も聞き返すと失礼になりませんか?
分からないまま進めるほうが問題になります。どこが分からなかったかを具体的に伝えれば、何度聞き返しても失礼にはなりません。
Q. オンライン会議で聞き取れないときは?
「Sorry, you broke up a little.」のように回線のせいにして聞き返すと、気まずくなりにくいです。チャットで数字やつづりを送ってもらうのも有効です。
まとめ
英語の会議で大事なのは、聞き取れなかったときにその場で確認することです。「どこが分からなかったか」を伝える、数字や日付は自分で言い直す、の2つを意識するだけで、会議でのすれ違いは大きく減らせます。

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