英語のプレゼンで、内容は準備したのに「何が言いたいのか分かりにくい」と言われる。その原因は、英語力そのものより話のつなぎ方にあることが多いです。
聞き手は、スライドと話を同時に追っています。「今から何の話をするのか」「今どこにいるのか」を言葉で示してあげると、プレゼンは格段に分かりやすくなります。この記事では、そのための「つなぎ言葉(シグナルワード)」を場面別にまとめます。
この記事の結論
- 英語プレゼンは、「これから何を話すか」を最初に宣言するだけで伝わりやすくなる。
- スライドが変わるたびに、つなぎ言葉で「今どこにいるか」を示す。
- 最後は結論を一文で言い直して締める。
目次
冒頭:これから話す内容を宣言する
- Today, I’d like to talk about …(今日は〜についてお話しします)
- I’ll cover three points: A, B, and C.(3つのポイントをお話しします)
- By the end of this presentation, you’ll …(このプレゼンが終わるころには〜)
最初に「3つ話します」と言っておくと、聞き手は今どこまで進んだかを把握しやすくなります。日本のビジネス資料でいう「エグゼクティブサマリー」を、口頭で最初に言うイメージです。
順番を示す
| 役割 | フレーズ |
|---|---|
| 1つ目 | First, / To begin with, |
| 次へ | Next, / Moving on to … |
| 最後 | Finally, / Last but not least, |
| 話題を変える | Now let’s turn to … / Let’s move on to … |
「Moving on to the next slide」のように、スライドの切り替えを言葉にするだけでも、聞き手は迷わなくなります。
強調する
- The key point here is …(ここでのポイントは〜です)
- What’s important is …(大事なのは〜です)
- I’d like to emphasize that …(〜を強調したいと思います)
例を挙げる・補足する
- For example, / For instance,(たとえば)
- To give you an idea, …(イメージをつかんでいただくために)
- In other words, …(言い換えると)
対比・逆接
- On the other hand, …(一方で)
- However, …(しかし)
- Compared to last year, …(昨年と比べると)
まとめる・締める
- To sum up, … / In summary, …(まとめると)
- The main takeaway is …(一番お伝えしたいのは〜です)
- Thank you. I’m happy to take any questions.(ありがとうございました。ご質問があればどうぞ)
質疑応答でのつなぎ
- That’s a great question.(いい質問ですね)
- Let me make sure I understand your question.(ご質問を確認させてください)
- I don’t have the exact number now, but I’ll follow up after the meeting.(今正確な数字がないので、会議後にお送りします)
答えられない質問に無理に答えるより、「後で確認して送ります」と言うほうが信頼されます。
よくある質問
Q. つなぎ言葉を使いすぎると不自然になりませんか?
スライドが変わるところや話題が変わるところに絞って使えば不自然にはなりません。特に「First / Next / Finally」は多めに使っても問題ありません。
Q. プレゼン全文を暗記したほうがいいですか?
全文暗記より、冒頭の宣言・つなぎ言葉・まとめの一文を確実に言えるようにするほうが実践的です。間の説明は、スライドを見ながら自分の言葉で話すほうが自然になります。
Q. 質問が聞き取れなかったらどうすればいいですか?
「Let me make sure I understand your question.」と言って、自分の理解を言い直して確認しましょう。
まとめ
英語プレゼンを分かりやすくする一番の近道は、つなぎ言葉で話の流れを示すことです。冒頭で宣言し、途中で今どこにいるかを示し、最後に結論を言い直す。この3つを意識するだけで、聞き手の理解は大きく変わります。

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