「TOEICは毎月受験した方がいいのでしょうか?」
英語学習をしていると、一度は気になるテーマではないでしょうか。
受験料も決して安くありませんし、
「毎回受ける意味はあるの?」
と思う方も多いと思います。
私自身、TOEIC300点台から勉強を始め、最終的に850点を超えるまでになりました。
振り返ってみると、スコアアップの過程で何度も連続受験をしてきました。
そして今感じるのは、
「毎月受験は全員におすすめではない。でも、合う人には非常に効果的」
ということです。
今回は、実際に連続受験を経験した立場から、そのメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。
私は3か月以上連続でTOEICを受験しました
本格的に勉強を始めて約3か月。
680点まで到達した私は、
「このまま800点まで一気に行けるかもしれない」
と思っていました。
そこで、その後も毎月のようにTOEICを申し込みました。
しかし、現実は思ったほど甘くありません。
スコアは、
- 710点
- 720点
- 730点
と、ほぼ横ばい。
「こんなに勉強しているのになぜ伸びないんだろう」
と悩んだ時期もありました。
それでも結果的に、この連続受験が850点突破につながったと感じています。
毎月受験の最大のメリットは「締め切り効果」
個人的に、一番大きかったのはこれです。
もし次の試験が半年後だったら、
「今日は疲れたから明日でいいか」
と思ってしまっていたかもしれません。
しかし、
「あと3週間で試験」
「あと10日しかない」
となると、自然と机に向かうようになります。
人は締め切りがあると動きます。
これは仕事も同じです。
コンサルティングの現場でも、
納期があるからプロジェクトが進むわけで、
期限のない仕事はなかなか前に進みません。
英語学習も同じでした。
試験日があることで、勉強のペースを維持できたように思います。
本番以上の模試はない
公式問題集も素晴らしい教材です。
しかし、
- 独特の緊張感
- 時間制限
- 周囲の受験者の空気感
まで再現することはできません。
その意味では、
本番のTOEICそのものが最高の模試でした。
毎回受験するたびに、
- Part5に時間を使い過ぎている
- リスニングで集中力が切れる
- Part7が最後まで終わらない
など、新しい発見がありました。
受験するたびに課題が明確になり、
次の1か月で修正する。
このサイクルを繰り返せたことは非常に大きかったと思います。
連続受験でPDCAを回せた
仕事柄、普段から
- 課題を整理する
- 原因を分析する
- 対策を打つ
ということを繰り返しています。
そして、TOEICも全く同じでした。
例えば、
730点だった。
↓
Part7が終わらない。
↓
長文対策を強化する。
↓
翌月の試験で確認する。
また、
リスニングが弱い。
↓
シャドーイングを増やす。
↓
次の試験で効果を確認する。
このように、
毎月の受験がPDCAを回すサイクルになっていました。
今振り返ると、
これこそがコンサルタントとしての仕事と共通する部分だったように思います。
毎月受験のデメリットもあります
もちろん、良いことばかりではありません。
まず、受験料がかかります。
数か月連続で申し込むと、それなりの出費になります。
また、試験のために土日の予定を空ける必要があります。
家族との時間や趣味の時間とのバランスを取ることも必要です。
さらに、試験が終わった直後は、
「しばらく英語を見たくない…」
という気分になることもありました。
ですので、全員におすすめできる方法ではありません。
毎月受験がおすすめな人
個人的には、次のような方には向いていると思います。
- 600~800点前後の方
- モチベーション維持が苦手な方
- 短期集中型の方
- 締め切りがあった方が頑張れる方
一方で、
- 基礎が固まっていない方
- まだ500点以下の方
- 受験料を抑えたい方
は、まず勉強期間を確保してから受験しても良いと思います。
私は「短期集中」を繰り返す方が合っていました
世の中には、
「毎日3時間を1年間続けましょう」
という勉強法もあります。
もちろん、それができる人もいると思います。
しかし、仕事も家庭もある社会人にとって、
一年中アクセル全開で走り続けるのは簡単ではありません。
私自身、
朝5時半に起きて勉強し、
夜11時からさらに勉強する。
そんな生活を何年も続ける自信はありません。
だからこそ、
試験日を決める。
短期間だけ集中する。
終わったら少し休む。
そしてまた頑張る。
そんなサイクルが自分には合っていました。
TOEICは「受験日」から逆算すると伸びやすい
もし今、
「なかなか勉強が続かない」
「つい後回しにしてしまう」
という方がいるなら、
まずは次のTOEICを申し込んでしまうのも一つの方法です。
人は目標よりも締め切りに動かされます。
私自身、850点までたどり着くことができたのは、
才能や特別な勉強法よりも、
毎月の試験という適度なプレッシャーのおかげだったのかもしれません。
そして今でも、
「英語学習において一番大切なのは、勉強を続ける仕組みを作ること」
だと感じています。

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