「700点までは順調だったのに、そこから全然伸びない」
「730点前後を何回受けても抜け出せない」
私自身、TOEIC300点台から勉強を始め、680点までは比較的順調にスコアを伸ばすことができました。
しかし、その後は3か月ほど連続で受験しても、
- 710点
- 720点
- 730点
あたりを行ったり来たり。
思うように点数が伸びず、
「これが自分の限界なのかもしれない」
と感じた時期もありました。
ですが、振り返ってみると、700点から800点に伸びない原因はかなり共通しているように思います。
今回は、実際に730点前後で伸び悩んだ経験をもとに、その原因と対策について紹介したいと思います。
700点から800点に伸びないのは珍しいことではない
まずお伝えしたいのは、
700点台で停滞するのは珍しいことではないということです。
実際、
- 「TOEIC700点から伸びない」
- 「730点の壁」
- 「800点に届かない」
といった悩みは、多くの人が抱えています。
600点までは基礎力で伸びます。
700点までも努力が比較的スコアに反映されやすい時期です。
しかし、800点を超えるためには、
「何となく勉強する」
だけでは足りなくなってきます。
原因① そもそも最後まで解ききれていない
個人的に、これが一番大きな原因でした。
700点台の頃の私は、
Part7の最後の問題にたどり着けませんでした。
試験終了間際になって、
「あと5問!」
「時間がない!」
と焦りながら適当にマークする。
そんなことを何度も繰り返していました。
しかし、冷静に考えると、
最後の10問を勘で塗っていて800点を超えるのは難しいのです。
対策:まずは全部解ききることを目標にする
800点を目指す段階では、
正答率を上げることよりも、
まず最後まで解き切ることが重要です。
私自身、
- Part5に時間をかけすぎない
- 分からない問題は飛ばす
- Part7のスピードを意識する
ことを徹底しました。
すると、最後まで解ける回数が増え、それに伴ってスコアも伸び始めました。
原因② 自分の弱点を把握していない
700点台の頃の私は、
「とりあえず公式問題集を解く」
「とりあえず単語帳を見る」
という勉強を繰り返していました。
しかし、
- リスニングが弱いのか
- Part5が弱いのか
- Part7の読解速度が足りないのか
をきちんと分析できていなかったのです。
これでは、努力の方向性が定まりません。
対策:弱点を数値で把握する
公式問題集を解いたら、
「何点だったか」
ではなく、
「どこを間違えたか」
を見るようにしました。
例えば、
Part5が弱い
↓
『でる1000問』を徹底的に繰り返す
単語力不足
↓
『金のフレーズ』を何周もする
リスニングが苦手
↓
シャドーイングを取り入れる
Part7の時間不足
↓
長文問題を集中して解く
このように、
課題ごとに対策を変えるようにしました。
すると、勉強の効率が大きく変わりました。
原因③ 新しい参考書ばかり買ってしまう
これは私も経験があります。
SNSやYouTubeを見ると、
「この参考書がおすすめ!」
という情報がたくさん出てきます。
その結果、
参考書だけがどんどん増えていく。
しかし、700点から800点に必要なのは、
新しい教材ではなく、
今持っている教材をやり込むことだと思います。
実際、
私がお世話になったのは、
- 公式問題集
- 金のフレーズ
- でる1000問
の3つが中心でした。
原因④ 勉強時間が足りていない
厳しい言い方かもしれませんが、
700点から800点に行くためには、ある程度の勉強量も必要です。
私の場合、
710~730点で停滞していた頃は、
平日1時間程度の勉強でした。
しかし、850点を取る直前の2か月は、
- 朝5時半に起きて90分~2時間
- 夜23時から1~2時間
という短期集中を続けました。
もちろん、これを1年間続けるのは現実的ではありません。
だからこそ、
「2か月だけ本気を出す」
という考え方が自分には合っていました。
コンサルタントとして感じる、本当の原因
仕事柄、私は普段から
「課題は何か」
「原因は何か」
「どうすれば解決できるか」
を考えることが多くあります。
そして、TOEICも同じだと思っています。
例えば、
課題
800点に届かない
↓
原因
Part7が最後まで終わらない
↓
対策
長文問題を重点的に解く
課題
リスニングが弱い
↓
原因
音を聞き取れていない
↓
対策
シャドーイングを行う
このように、
課題を把握し、原因を分析し、それに対する対策を実行する。
これはコンサルティングの仕事そのものです。
逆に言えば、
原因が分からないまま努力を続けても、なかなか成果にはつながりません。
700点から800点に必要なのは才能ではない
700点から800点の壁は、多くの人が経験します。
私自身も730点前後で足踏みしました。
しかし、
- 最後まで解き切る
- 自分の弱点を把握する
- 弱点に合わせた勉強をする
- 短期集中で勉強量を増やす
この4つを意識したことで、850点を超えることができました。
もし今、700点台で伸び悩んでいる方がいるなら、
「自分には才能がない」
と思う必要はありません。
必要なのは、
気合いや根性ではなく、
課題を把握し、適切な対策を打つこと。
これはTOEICだけでなく、仕事にも共通する考え方なのかもしれません。
私自身、730点の壁を超えられたのは、勉強量以上に「自分の弱点と向き合ったこと」が大きかったように感じています。

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