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TOEIC850点を取って人生は変わったのか?コンサル管理職の私が感じた本当の価値

「TOEIC850点を取ったら人生は変わりますか?」

英語学習をしていると、一度は気になるテーマではないでしょうか。

転職に有利になる。

年収が上がる。

外資系企業で活躍できる。

そんな期待を持って勉強を始める人も多いと思います。

私自身、学生時代は英語が苦手で、TOEICは300点台でした。

そこから仕事や家庭と両立しながら学習を続け、最終的に850点を超えることができました。

では、人生は変わったのか。

結論から言うと、

人生そのものは大きく変わっていません。

ただし、

キャリアの選択肢と、自分自身への期待値は大きく変わりました。

今回は、コンサル管理職として働く私が感じた、TOEIC850点の本当の価値についてお話ししたいと思います。


TOEIC850点を取っても劇的な変化は起きなかった

まず最初にお伝えしたいのは、

TOEIC850点は人生を一変させる魔法の数字ではないということです。

850点を取得した翌日から、

英語で自由に議論できるようになったわけではありません。

海外ドラマを字幕なしで楽しめるようになったわけでもありません。

年収が急に上がったわけでもありません。

実際、私の日常生活はほとんど変わりませんでした。

SNSやYouTubeでは、

「TOEIC900点で人生が変わった」

という体験談を見かけることがあります。

もちろん、それは事実なのだと思います。

ただ、少なくとも私にとっては、

TOEIC850点は人生を変える資格ではなく、

人生の選択肢を増やす資格でした。


一番大きかったのは「減点されなくなったこと」

外資系コンサルで働いていると、

英語力は加点要素というより、

一定水準に達していることが前提条件になる場面があります。

例えば、

  • 社内プロモーション
  • グローバル案件への参画
  • 海外メンバーとのプロジェクト
  • 将来的なキャリアパス

こうした場面で、

「英語力が足りない」

という理由で候補から外れることがなくなりました。

これは思っていた以上に大きな意味がありました。

正直に言えば、

TOEIC850点を取ったから評価が大きく上がったわけではありません。

しかし、

英語力によって評価を落とすこともなくなりました。

コンサルタントらしい言い方をすれば、

TOEIC850点は、

プラス評価を獲得する資格ではなく、マイナス評価を回避するための資格

だったように思います。


「できる・できない」ではなく「やる・やらない」を選べるようになった

私にとって最も大きな変化はここでした。

以前は、

海外案件や英語を使う仕事に対して、

「自分には無理かもしれない」

という気持ちがどこかにありました。

しかし850点を取得してからは、

少なくとも、

挑戦するかどうかを自分で選べる状態

になりました。

実際に海外案件を希望するか。

グローバルプロジェクトに参加するか。

今後さらに英語を伸ばすか。

それは後から決めればいい。

重要なのは、

英語が理由で最初から選択肢を失わないことです。

キャリアにおいて、

選択肢を持つことの価値は想像以上に大きいと感じています。


投資対効果という観点では十分に元が取れた

TOEIC850点を取得するまでには、

相応の時間を投資しました。

平日は仕事の前後。

休日は家族との時間の合間。

決して楽な道のりではありませんでした。

では、その投資は見合っていたのか。

個人的な答えは、

十分に元は取れた

です。

得られたものを整理すると、

  • 社内評価上の不安がなくなった
  • 昇進要件を満たせるようになった
  • 英語案件への心理的ハードルが下がった
  • キャリアの選択肢が広がった
  • 次の挑戦への自信が生まれた

単純な年収換算では測れない価値があったと思っています。


TOEIC学習はUSCPAでも活きた

実は、TOEIC850点取得後、

私はUSCPAに挑戦し、無事に取得することができました。

振り返ると、

TOEIC学習で身についた力はUSCPAでも非常に役立ちました。

特に大きかったのは、

英語を速く読む力

です。

TOEICのPart7では、

限られた時間の中で大量の英文を処理する必要があります。

どこを丁寧に読むべきか。

どこは流してよいのか。

必要な情報をどう探すのか。

こうしたスキルは、

USCPAの試験問題を解く場面でもそのまま活きました。

USCPAもまた、

時間との戦いです。

英語を理解する力だけではなく、

英語で情報を処理するスピードが求められます。

そう考えると、

TOEIC850点まで積み上げた経験は、

単なる資格取得で終わらず、

次の挑戦の土台になっていたのだと思います。


TOEIC850点が変えたのは「人生」ではなく「自己評価」

振り返ってみると、

一番大きく変わったのは、

会社の評価でも、

市場価値でもありませんでした。

変わったのは、

自分自身に対する評価です。

学生時代、

英語は苦手科目でした。

TOEIC300点台だった頃の私は、

まさか将来、

850点を取得し、

さらにUSCPAまで取得するとは想像もしていませんでした。

しかし、

仕事が忙しくても、

家庭があっても、

時間が限られていても、

積み重ねれば結果は出る。

この経験は、

英語以上に価値のある財産だったように思います。


TOEIC850点はゴールではなくスタート地点だった

もし、

「TOEIC850点を取ったら人生は変わりますか?」

と聞かれたら、

今の私はこう答えます。

人生は劇的には変わりません。

ただ、

これまで諦めていた挑戦に手を伸ばせるようになります。

私にとってそれはUSCPAでした。

誰にとってもUSCPAである必要はありません。

海外案件かもしれません。

転職かもしれません。

海外駐在かもしれません。

大切なのは、

「自分には無理だ」

と思っていたことに挑戦できるようになること。

TOEIC850点は、

そんなスタートラインだったように思います。

そして振り返ってみると、

TOEIC850点が変えたのは人生そのものではなく、

自分の可能性に対する見方だったのかもしれません。

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