「TOEICって意味あるの?」
SNSやYouTubeを見ていると、
「TOEICは話せるようにならない」
「実務では役に立たない」
そんな意見を目にすることがあります。
実際、私自身も学生時代は英語が苦手で、TOEICは300点台でした。
そこから仕事や家庭と両立しながら勉強を続け、社会人になって850点を取得しました。
では、人生は劇的に変わったのか。
結論から言えば、
劇的には変わっていません。
年収が急に上がったわけでもありませんし、英語がペラペラ話せるようになったわけでもありません。
それでも私は、
「TOEICには挑戦して本当に良かった」
と今でも思っています。
今回は、850点を取得した立場から、TOEICの本当の価値についてお話ししたいと思います。
TOEIC850点を取れば人生が変わると思っていたわけではない
実は、私は最初から
「850点を取れば英語が自由に話せるようになる」
とは思っていませんでした。
TOEICはあくまでリーディングとリスニングの試験です。
だから、
アウトプットの力は別に鍛える必要があるだろう。
そのくらいの認識でした。
むしろ850点を取得した後、
「次は英会話をやってみよう」
と思ったくらいです。
つまり、TOEICはゴールではなく、新しいスタートでした。
一番変わったのは「自信」だった
850点を取って一番大きかったこと。
それは英語力以上に、
「努力すれば結果が出る」という自信を持てたことでした。
語学学習は成果が見えにくいものです。
毎日勉強しても、
昨日より成長したのか分からない。
だから途中で挫折してしまう人も少なくありません。
しかし、TOEICは違います。
300点。
680点。
730点。
そして850点。
数字という客観的な結果が、自分の成長を証明してくれました。
「忙しい社会人でも、正しい方向で努力を続ければ成果は出る。」
この成功体験は、その後の人生にも大きな影響を与えたと思っています。
仕事でも確かな変化はあった
「TOEICは仕事では役に立たない。」
そんな意見もあります。
確かに、850点を持っているだけで仕事が劇的に変わることはありません。
しかし、私自身は確実に変化を感じています。
例えば、
- 英語のメールを読むことへの抵抗がなくなった
- 英文の会議資料を読むスピードが上がった
- 英語を避ける意識がなくなった
以前であれば、
「英語だから後回しにしよう」
と思っていた資料も、自然に読めるようになりました。
これは日々の業務でも意外と大きな変化だったと感じています。
一方で、まだ足りない部分も多い
もちろん、課題もあります。
メールを書く。
外国人と会話する。
自分の考えをその場で英語で伝える。
こうしたアウトプットについては、
事前準備をしっかりしなければ、まだ十分とは言えません。
実際、この課題を感じたからこそ、私は30代後半でセブ留学にも挑戦しました。
TOEICでインプットの土台を作り、
その先にアウトプットを学ぶ。
今振り返ると、この順番で良かったと思っています。
激務でも結果を出せたことが自信になった
私がTOEICを通じて得たものは、
英語力だけではありません。
管理職として働きながら、
帰宅が遅くなる日もあります。
出張もあります。
家庭では子育てもあります。
そんな環境でも、
時間を工夫すれば目標は達成できる。
この経験は大きな財産になりました。
私は英語力以上に、
タイムマネジメント力
や
継続する力
を身につけられたと感じています。
そして、その考え方は仕事にも活かされています。
TOEIC850点が次の挑戦につながった
TOEICを取得して終わりではありませんでした。
むしろ、
「自分にもできるかもしれない」
という自信が、
次の挑戦への原動力になりました。
その後、
私はセブ留学に挑戦しました。
さらにUSCPA(米国公認会計士)の取得にもチャレンジしました。
USCPAは膨大な英語の教材を読み込み、限られた時間で問題を解く試験です。
TOEICで身につけた
「英語を速く読む力」
「時間配分を考える力」
は確実に役立ちました。
もしTOEIC300点台のままだったら、
USCPAに挑戦しようとは思えなかったかもしれません。
300点台の頃の自分へ伝えたいこと
もし昔の自分に一つだけ伝えられるなら、
こう言います。
「やらない理由を探す前に、とりあえず今日机に向かおう。」
もちろん、
昭和の根性論のように、
「気合で頑張れ」
と言いたいわけではありません。
今は本当に恵まれた時代です。
YouTubeで勉強法を学べます。
AIを使えば分からない問題もすぐ質問できます。
英語学習アプリも充実しています。
まずは、自分に合った方法を探しながら、小さな一歩を踏み出してほしいと思います。


もし850点を失っても、私はもう一度挑戦する
もし、
「もう一度300点からやり直してください」
と言われたら、
正直しんどいです(笑)。
それでも私は、もう一度挑戦すると思います。
理由はシンプルです。
850点という数字以上に、
そこへ至るまでの過程で得たものが大きかったからです。
努力を続ける力。
時間を作る力。
学び続ける習慣。
そして、
「やればできる」
という自信。
これらはTOEICだけでなく、その後の人生でもずっと役立っています。
TOEICの価値は「点数」ではなく「その過程」にある
TOEIC850点を取ったからといって、
年収が劇的に上がったわけではありません。
英語がペラペラになったわけでもありません。
人生が一夜にして変わったわけでもありません。
でも、
私は850点を目指した過程で、
努力を積み重ねる習慣と、
忙しくても時間を生み出す力を身につけました。
その成功体験があったからこそ、
セブ留学にも挑戦できました。
USCPAの取得にも挑戦できました。
そして今も、新しいことに前向きにチャレンジできています。
だから私は、
「TOEICは意味があるのか?」
と聞かれたら、こう答えます。
TOEICの価値は、850点という数字そのものではありません。
目標に向かって努力し、その成果を積み重ねる過程にこそ、本当の価値がある。
私は今でもそう思っています。

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