「社会人になってから留学なんて現実的ではない。」
以前の私はそう思っていました。
仕事がある。
家庭がある。
自由に使える時間も限られている。
学生時代のように数か月、あるいは一年単位で海外に行くことは簡単ではありません。
それでも私は、30代後半で1か月間のセブ留学に挑戦しました。
振り返ってみると、あのタイミングで留学を決断したことは、英語力の向上だけではなく、人生の経験としても非常に価値のあるものでした。
今回は、なぜ私が30代後半でセブ留学を選んだのかについてお話ししたいと思います。
TOEIC850点を取得して見えてきた次の課題
TOEIC850点を取得した頃、私はある壁にぶつかっていました。
英文を読むことはできる。
会議や授業の英語もある程度聞き取れる。
しかし、自分の考えを英語で話すことができない。
相手が言っていることは理解できるのに、自分の言いたいことが口から出てこない。
この感覚は想像以上にもどかしいものでした。
実際、TOEIC学習によってインプットの力はかなり鍛えられました。
一方で、アウトプットの力は別に鍛える必要がある。
そう感じたことが、留学を考え始めた最初のきっかけでした。
セブ留学を選んだ理由① 友人や先輩の実体験があった
留学先として最初に候補に挙がったのは、実は欧米ではありませんでした。
理由はシンプルです。
友人や会社の先輩にセブ留学経験者が多かったからです。
実際に行った人たちから、
- マンツーマン授業が多い
- 英語を話す時間を確保しやすい
- 社会人でも参加しやすい
- 想像以上に満足度が高い
という話を聞いていました。
ネット上の口コミも参考になりますが、やはり実際に経験した知人の話は説得力があります。
彼らの体験談が、私の背中を押してくれました。
セブ留学を選んだ理由② 費用対効果が非常に高かった
30代後半の社会人にとって、留学は趣味ではなく自己投資です。
そのため、費用対効果は非常に重要でした。
欧米への留学と比較すると、
- 学費
- 滞在費
- 食費
- 生活費
を大幅に抑えることができます。
さらに、セブ留学の特徴はマンツーマン授業の多さです。
欧米留学では一日数時間しか話せないケースもありますが、セブでは一日中英語を話す環境を作ることも可能です。
限られた期間でアウトプット量を増やしたい私にとって、この点は非常に魅力的でした。
セブ留学を選んだ理由③ 英語留学産業が成熟していた
実際に調べてみて驚いたのが、セブの留学産業の規模でした。
セブの語学留学市場は、もともと韓国人向けの英語教育需要を背景に発展してきたと言われています。
そのため、
- 学校運営のノウハウ
- カリキュラム
- 学習環境
が非常に成熟しています。
さらに現在では、
- 日本人向け
- 台湾人向け
- 韓国人向け
- 社会人向け
- スパルタ型
- リゾート型
など、非常に多くの学校が存在しています。
自分の目的や性格に合わせて学校を選べることは、セブ留学の大きな魅力だと思います。
セブ留学を選んだ理由④ 治安面への安心感
海外生活を考える上で、治安は無視できません。
もちろん海外である以上、日本と同じ感覚では生活できません。
ただ、私の周囲の留学経験者からは、
「思っていたより安全だった」
という話を多く聞いていました。
少なくとも、
「海外生活そのものに不安を感じて留学に集中できない」
という環境ではありませんでした。
海外経験が豊富ではない私にとって、この安心感は意外と大きな判断材料でした。
セブ留学を選んだ理由⑤ 同じような社会人と出会える環境だった
実際に留学して驚いたのは、想像以上に社会人が多かったことです。
メーカー勤務。
商社勤務。
エンジニア。
会計士。
医師。
経営者。
20代後半から40代まで、様々な業界の方が英語を学びに来ていました。
英語学習だけではなく、
- キャリアの話
- 働き方の話
- 海外経験の話
を聞くことができたのは大きな刺激でした。
個人的には、英語力向上と同じくらい、このネットワーキングに価値を感じています。
セブ留学を選んだ理由⑥ リゾートだからこそ続けられる環境だった
セブの魅力は英語だけではありません。
平日は授業に集中する。
そして週末は海やカフェでリフレッシュする。
そんなメリハリのある生活を送ることができます。
正直なところ、
もし勉強だけの1か月だったら、ここまで前向きな気持ちで取り組めなかったかもしれません。
英語漬けの環境でありながら、休日にはリゾート気分も味わえる。
このバランスの良さは、社会人留学との相性が非常に良いと感じました。
最大の理由は「今しかない」と思えたこと
そして、振り返るとこれが一番大きかった気がします。
当時、妻は産休に入っており、しばらく実家で過ごしていました。
結果として、普段では考えられないほどまとまった時間を確保できる状況になりました。
もちろん、仕事面では調整を行いました。
プロジェクト状況を確認し、必要な引き継ぎも行いました。
周囲の理解や協力があったからこそ実現できたことだと思っています。
ただ、それでも感じたのは、
人生には「今しかないタイミング」があるということです。
もしあの時を逃していたら、私は今でも留学に行けていなかったかもしれません。
社会人留学に必要なのは勇気よりタイミング
留学というと、大きな決断のように感じます。
もちろん簡単なことではありません。
ただ振り返ってみると、必要だったのは覚悟よりもタイミングだったように思います。
仕事が落ち着くのを待つ。
子育てが一段落するのを待つ。
お金に余裕ができるのを待つ。
そう考えていると、おそらく一生行けません。
だからこそ、
行けるタイミングが来た時に動く。
それが社会人留学には大切なのかもしれません。
30代後半だからこそ得られるものがあった
もし学生時代に留学していたら、見えていた景色は違っていたと思います。
仕事を経験し、
家庭を持ち、
管理職として働く今だからこそ、
英語を学ぶ意味をより深く理解できたような気がしています。
30代後半の留学は、決して遅すぎる挑戦ではありません。
むしろ、
人生経験を積んだからこそ得られる学びもある。
私は今、そう感じています。
そして振り返ると、
セブ留学は単なる英語学習ではなく、
「大人になってからでも新しい挑戦はできる」
ということを自分自身に証明する機会だったのかもしれません。

コメント