「TOEIC800点を超えたら英語は話せるようになるのか?」
これは、私自身がずっと気になっていたテーマでした。
学生時代は英語が苦手で、TOEIC300点台。
そこから仕事と家庭を両立しながら勉強を続け、850点を超えることができました。
しかし、その頃に感じていたのは、
「読むことはできる。でも話せない。」
という現実でした。
そこで私は、30代後半で1か月間のセブ留学に挑戦しました。
今回は、実際に社会人留学を経験して感じたことを、できるだけリアルにお伝えしたいと思います。
留学先はミライズを選びました
私が選んだのは、 MeRISE English Academy(ミライズ) です。
理由はシンプルでした。
- 社会人比率が高い
- 落ち着いた環境で学べる
- マンツーマン授業が中心
- 生活環境が整っている
いわゆるスパルタ型の学校というより、
「社会人が仕事を離れて英語に集中するための環境」
という印象でした。
同期は6人ほど。想像以上に社会人が多かった
同期入学は6名ほどでした。
大学生もいましたが、全体としては社会人が中心でした。
例えば、
- 医師
- コンサルタント
- 半導体メーカー勤務の方(会社派遣)
- エンジニア
など、本当にさまざまな業界の方が集まっていました。
学校自体は日本人向けですが、日本人以外にも台湾の方が少しいました。
英語を学ぶ目的も、
- 海外赴任準備
- キャリアアップ
- 転職
- MBA準備
- 海外移住
- 単純に英語を話せるようになりたい
など人それぞれです。
30代後半になると、仕事以外でこれだけ多様なバックグラウンドを持つ人と知り合う機会はなかなかありません。
英語だけではなく、キャリア面でも非常に刺激を受けました。
セブでまさかの再会
入学初日に歓迎パーティーが開催されたのですが、
そこで思わぬ出来事がありました。
なんと、
大学時代のサークルの先輩と偶然再会したのです。
しかも、その先輩は私より一足先に留学を始めていました。
日本で生活していてもなかなか会わないのに、
まさかフィリピンのセブで再会するとは思いませんでした。
人生は本当に分からないものです。
この出来事だけでも、留学に来た価値があったような気がしています。
想像以上に快適だった生活環境
正直に言うと、留学前は生活面に少し不安がありました。
しかし、実際に行ってみると、その心配はほとんど必要ありませんでした。
滞在先はホテルの部屋のような非常にきれいな環境でした。
そして何より便利だったのが、
学校と宿泊施設が同じ建物内にあること。
朝起きて、
階段を上るだけで教室に到着します。
満員電車もありません。
通勤時間もありません。
雨の日に移動する必要もありません。
授業の合間に部屋で少し休憩することもできますし、昼休みにベッドで横になることもできます。
勉強に集中する上で、この快適さは想像以上に大きかったです。
食事や生活にも困らなかった
建物の下には提携レストランがあり、
朝食付きプランを選べば毎日そこで食事を取ることができました。
周辺環境も非常に充実していました。
徒歩圏内には、
- スーパー
- バーガーキング
- ジョリビー
- 日本食、ラーメン店
などがあり、生活に困ることはほとんどありません。
特にジョリビーはフィリピンを代表するファストフードチェーンで、
「これが現地の味か」
と文化を感じられる面白い体験でした。
ジムも利用できた
個人的にありがたかったのが、提携ジムを利用できたことです。
長時間勉強していると、どうしても体を動かしたくなります。
授業後にジムへ行く。
汗を流してリフレッシュする。
そしてまた英語に向き合う。
このサイクルは非常に良かったと思います。
実際の一日のスケジュール
平日はおおよそこんな生活でした。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 7:00 | 起床 |
| 7:30 | 朝食 |
| 8:30 | 授業開始 |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 午後の授業 |
| 17:00 | 授業終了 |
| 18:00 | 自習・復習 |
| 19:00 | 夕食 |
| 20:00 | ジムや自由時間 |
| 22:00 | 就寝 |
日本での生活と比べると、
仕事のメールもありません。
会議もありません。
資料作成もありません。
英語だけに集中できる時間は、とても贅沢でした。
TOEIC850点でも最初は思うように話せなかった
多くの方が気になる部分だと思います。
結論から言うと、
TOEIC850点でも、最初は思うように話せませんでした。
相手の話している内容は理解できる。
授業も問題なくついていける。
でも、
自分が言いたいことを英語に変換できない。
単語が出てこない。
文法を考えている間に会話が終わる。
これはかなり悔しかったです。
一方で、
リスニングについては想像していたほど苦労しませんでした。
TOEIC学習で積み上げたインプット力は確実に役立っていたと思います。
1か月で劇的に英語が変わったわけではない
ここは正直に書いておきたいと思います。
1か月という期間で、
急にネイティブのように話せるようになったわけではありません。
英語力が劇的に向上したとも思っていません。
ただ、それでも得たものは非常に大きかったです。
まず、
外国人と話すことへの心理的なハードルが大きく下がりました。
以前は、
「間違えたらどうしよう」
「伝わらなかったら恥ずかしい」
という気持ちがありました。
しかし、毎日英語を話していると、
完璧な英語である必要はない。
伝えようとすることが大切。
そう思えるようになりました。
英語学習を続けるモチベーションになった
もう一つ大きかったのが、
帰国後も英語学習を続けようと思えたことです。
TOEICはどうしても試験勉強になりがちです。
しかし、実際に海外で生活すると、
英語は点数を取るためのものではなく、
人と話し、世界を広げるための道具なのだと実感します。
この経験は、その後の英語学習を続ける大きな原動力になりました。
30代後半でできた新しい友人
個人的に、留学で得られた最大の財産は英語力ではなかったかもしれません。
30代後半になると、
新しい友人を作る機会は意外と少なくなります。
仕事関係の付き合いは増えても、
純粋に友人と呼べる存在が増えることはそれほど多くありません。
しかし、留学先では違いました。
同じ目標を持って英語を学ぶ仲間。
同じように仕事を離れて挑戦している社会人。
年齢も職業も違う人たちと、
授業の後に食事に行き、
週末に出かけ、
将来の話をする。
そして帰国した今でも連絡を取り合うバッチメイトの友人ができました。
これは間違いなく、留学で得られた大きな財産の一つです。
社会人留学は思っているよりずっと現実的
留学というと、
学生が行くもの。
若いうちに行くもの。
そんなイメージを持っていました。
でも実際には違いました。
医師もいる。
コンサルもいる。
メーカー勤務の方もいる。
会社派遣の方もいる。
そして30代後半の私もいました。
もし今、
「いつか行ってみたい」
と思っているなら、
その「いつか」は意外と今なのかもしれません。
英語力が劇的に変わるとは限りません。
でも、
英語との向き合い方は確実に変わります。
そして場合によっては、
人生のどこかで長く付き合うことになる仲間と出会えるかもしれません。
私にとって、30代後半のセブ留学は、
単なる語学留学ではなく、
これからの人生を少しだけ前向きにしてくれた1か月だったように思います。

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