「もう遅い」と思っていたのは自分だった
「30代後半から英語を始めても意味があるのだろうか。」
正直、私もそう思っていました。
仕事では管理職。
家庭では父親。
自由に使える時間は学生時代とは比べものになりません。
さらに最近は、コンサルティング業界でも海外大学への留学経験者やグローバル案件を経験している人が年々増えています。
部下の方が英語を話せて、自分は会議で一歩引いている。
そんな状況には、どこか悔しさもありました。
「このまま40代を迎えてしまうのは嫌だ。」
そう思ったことが、英語学習を本格的に始めるきっかけでした。
学生時代より、お金はある。でも時間はない。
30代後半になって強く感じたのは、
「時間はない。でも、お金という武器はある」
ということです。
学生時代は時間がありました。
しかし、参考書を何冊も買うのはためらいましたし、海外留学など現実的ではありませんでした。
一方で社会人になり、ある程度の収入を得られるようになると、
必要な参考書を迷わず買える。
AI英会話にも投資できる。
1か月のセブ留学にも挑戦できる。
「時間をお金で買う」という発想ができるようになりました。
もちろん、お金だけで英語は伸びません。
ただ、限られた時間を効率的に使う環境は、自分で整えられるようになったと思います。
コンサルの仕事が、英語学習でも役に立った
私の仕事はコンサルタントです。
普段から、
「課題は何か」
「原因は何か」
「どう改善するか」
を考えています。
TOEICも同じでした。
730点で止まった。
↓
原因は何か。
↓
Part7が最後まで終わらない。
↓
長文対策を増やす。
↓
翌月の試験で検証する。
このPDCAを回せたことは、社会人になってから身に付いた大きな武器でした。
学生時代より記憶力は落ちているかもしれません。
でも、
学び方は圧倒的に上手くなっていた。
これは30代だからこその強みだったと思います。
一番つらかったのは「忙しいこと」だった
英語そのものより、
仕事との両立の方が大変でした。
管理職として働きながら、
夜遅くまで仕事をする日もあります。
帰宅してから家族との時間を過ごし、
ようやく勉強を始められるのは夜遅く。
朝5時半に起きて勉強した時期もありました。
もちろん楽ではありません。
ただ、
「あと2か月だけ。」
と期間を決めていたから続けられました。
一年間ずっと頑張るのではなく、
短期集中を何度も繰り返す。
それが私には合っていました。
英語力以上に変わったもの
TOEIC850点を取ったからといって、
突然英語がペラペラになったわけではありません。
人生が劇的に変わったわけでもありません。
でも、
一つだけ大きく変わったことがあります。
小さな積み重ねを信じられるようになったことです。
毎日少しずつ続ければ、
結果は後からついてくる。
この成功体験があったからこそ、
次はUSCPAにも挑戦しようと思えました。
実際、TOEICで身についた「長文を素早く読む力」はUSCPAの学習でも役立ちました。
今振り返ると、
TOEICは英語の資格というより、
「次の挑戦をする自信」をくれた資格だったように思います。
30代後半は、人生で一番成長した時期かもしれない
不思議なことに、
TOEIC850点。
セブ留学。
USCPA取得。
ブログ運営。
どれも30代後半になってから始めたことです。
学生時代より忙しい。
でも、
学生時代より成長できた。
そう感じています。
「今さら」なんて、本当は存在しない
私が事業会社で働いていた頃、
初めて出会ったコンサルタントの一人は、30代後半でアメリカへMBA留学した方でした。
銀行から外資系投資銀行を経て、コンサルタントになった方です。
当時その方は、
「昔はカセットテープで英語を勉強していた」
と笑って話していました。
今はAI英会話もあります。
動画もあります。
スマートフォン一つで学べます。
学習環境は、当時とは比べものにならないほど整っています。
だからこそ、
「もう遅い」
と考える理由は、昔よりずっと少なくなっているはずです。
もし40代の方から、
「今さら英語なんて遅いかな。」
と聞かれたら、私は迷わずこう答えます。
「始めるのに遅いことなんてありません。」
年齢が挑戦を止めるのではなく、
挑戦しないことが年齢を言い訳にしてしまう。
30代後半で英語を学び始めた私は、そのことを身をもって実感しました。
30代・40代から始める人が「最初の1カ月」でやること
「遅くない」とはいえ、時間が限られているのは事実です。最初の1カ月は成果を出すことより、続く形を作ることに集中すると失敗しません。私がすすめる進め方はこの4ステップです。
- 1週目:学習時間を「増やす」のではなく、既にある習慣にくっつける。通勤時に単語アプリ、歯磨き中にリスニング、など固定の紐づけを決める。
- 2週目:TOEIC公式問題集か無料の模試を1回だけ解き、現在地を把握する。点数より「どのPartで時間が足りないか」を見る。
- 3週目:教材を1冊だけ決める。単語帳+公式問題集で十分。ここで複数買わないことが継続のコツ。
- 4週目:1日サボっても翌日戻れたかを振り返る。戻れていれば習慣化は成功。あとは同じリズムを回すだけ。
年齢がハンデになるのは「新しい習慣を作るとき」だけです。1カ月で仕組みさえ作れれば、あとは20代と同じ土俵で伸ばせます。

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