「子どもが生まれてから、まったく勉強する時間がなくなった」
「仕事と育児だけで一日が終わってしまう」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
私自身、管理職として働きながら、子育てや少年サッカーの指導、審判活動などもあり、自由に使える時間は決して多くありません。
それでも、学生時代はTOEIC300点台だった私が、社会人になってから850点を超えることができました。
振り返ってみると、一番大きかったのは特別な勉強法ではなく、
「完璧を目指さなかったこと」
だったように思います。
今回は、子育て中の社会人が英語学習を続けるために意識してきたことをお伝えします。
子どもがいると、思い通りにいかないのが当たり前
独身時代や結婚前であれば、
「今日は3時間勉強しよう」
「週末は図書館にこもろう」
ということもできました。
しかし、子どもが生まれると事情は変わります。
急な発熱。
寝かしつけ。
習い事の送迎。
休日の家族サービス。
予定通りにいかないことの連続です。
以前の私は、
「今週は全然勉強できなかった」
と落ち込むこともありました。
しかし、最近は考え方が変わりました。
子育て中に計画通り進まないのは、異常ではなく正常。
まずは、その現実を受け入れることが大切なのかもしれません。
英語よりも優先すべきものがある
誤解を恐れずに言えば、
私にとって英語は大切ですが、最優先ではありません。
家族。
仕事。
健康。
そして子どもとの時間。
それらの方が、はるかに大切です。
だから、
「今日は子どもと遊んだから勉強できなかった」
「家族旅行に行ったから英語が進まなかった」
ということに罪悪感を持つ必要はないと思っています。
英語は人生を豊かにしてくれるものですが、人生そのものではありません。
長い目で見れば、一週間や二週間ペースが落ちても大した問題ではないのです。
「毎日2時間」は諦めた
英語学習を始めた頃は、
「毎日2時間」
「年間1000時間」
といった目標を立てていました。
しかし、現実はそう簡単ではありません。
仕事で帰宅が遅くなる日もあります。
休日は子どもの予定が入ります。
疲れて何もしたくない日もあります。
そんな中で理想ばかり追いかけると、
できなかった自分を責めるようになってしまいます。
そこで私は、
「できる日に頑張る」
という考え方に変えました。
30分しかできない日もある。
5分しかできない日もある。
それでもいい。
大切なのは、長く続けることだと思っています。
勉強時間は「探す」ものではなく「積み重ねる」もの
まとまった時間を確保しようとすると、なかなか難しいものです。
そこで私は、
細かい時間をつなぎ合わせることを意識していました。
朝の15分。
昼休みの10分。
待ち時間の5分。
寝る前の20分。
一回一回は短くても、
一週間、一か月と積み重ねると意外と大きな差になります。
社会人の勉強は、一発逆転ではなく積立投資に近いのかもしれません。
妻や家族の理解があってこそ続けられる
振り返ってみると、
自分一人の力だけで英語を続けられたとは思っていません。
家族の協力があったからこそ、勉強を続けることができました。
早起きして勉強する日もあれば、
試験前には少しだけ自分の時間をもらうこともありました。
そうした支えがなければ、TOEIC850点には届かなかったと思います。
英語学習は個人競技のように見えて、実は家族の理解に支えられている部分も大きいのではないでしょうか。
他人と比べない
SNSを見ると、
「毎日3時間勉強しています」
「1年で900点を取りました」
という投稿が目に入ります。
すると、
「自分は全然頑張れていない」
と感じてしまうことがあります。
しかし、人によって置かれている環境は違います。
独身の方。
学生の方。
子育て中の方。
管理職として働いている方。
同じ条件ではありません。
だからこそ、比べるべき相手は他人ではなく、昨日の自分だと思っています。
昨日より少し前進していれば、それで十分。
そう考えるようになってから、気持ちがずいぶん楽になりました。
子どもに「頑張れ」と言う前に
親になると、
「勉強しなさい」
「最後まで頑張りなさい」
と子どもに言う場面があります。
そんな時、私は時々、
「自分はどうだろう」
と考えます。
大人になってから新しいことに挑戦しているだろうか。
失敗を恐れずに努力しているだろうか。
そう考えると、英語学習は単なる資格試験のためだけではないような気がしています。
子どもたちに、
「大人になっても学び続けることは楽しい」
ということを伝える。
そのための時間でもあるのかもしれません。
完璧な父親じゃなくていい
仕事も完璧。
育児も完璧。
英語学習も完璧。
そんな人はいないと思います。
少なくとも私は無理です。
仕事で失敗することもあります。
勉強できない日もあります。
父親として反省することもあります。
それでも、
少しずつ前に進んでいく。
その姿勢こそが大切なのではないでしょうか。
子育て中の英語学習に必要なのは、
気合いや根性ではありません。
完璧主義を手放し、
長い目で成長を楽しむこと。
私自身、これからも焦らず、家族との時間を大切にしながら、無理のないペースで学び続けていきたいと思っています。

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